脚のむくみやダルさを解消する方法として、着圧ソックスはとても有効です。
着圧ソックスを履くと、脚のむくみを解消してくれるだけではありません。
「冷え性」も改善されると言われています。
「むくみをとってくれるのはわかるけど冷え性まで?」と思いますよね。
どういう理由で冷え性が解消されるのか、説明していきます。
脚のむくみや、ダルさを解消するために「着圧ソックス」を利用される方は多いですよね。
夕方になると「足がパンパン。」という経験は、誰もがしたことがあるはずです。
脚のむくみは、多くの女性が持つ悩みの一つですよね。
同じように多くの女性が持つ悩みの一つに「冷え性」があります。
冷え性も、着圧ソックスを履くことで、解消することができると言われています。
まず、冷え性の原因を見てみましょう。
冷え性の人の多くは、筋肉量が低下していることが多くあります。
筋肉量の低下は、体内の熱量も減ります。
無理なダイエットや食事制限などで、筋肉量が減った結果「冷え性」になります。
また、筋肉量の低下は、血行不良に繋がります。
血行の悪さも、冷え性の原因の一つですよね。
筋肉量の低下だけではなく、身体が乾燥してしまうと血液がドロドロになって血行不良になることもあります。
冷え性の原因に、筋肉量の低下と血行不良があることが判りましたね。
足の冷え性が、筋肉量の低下と血行不良が原因ならば、着圧ソックスを履くことでで、冷え性を改善することが期待できます。
そもそも足、特にふくらはぎは「第二の心臓」と言われています。
それほど、強力なポンプ機能を担っています。
着圧ソックスは、脚の各パーツに圧力をかけるように設計されています。
足に加圧することで、脚の筋肉が担うポンプ機能の代わりを着圧ソックスがサポートしてくれます。
着圧ソックスを履くことで、血行の促進に繋がるのですね。
弱ってしまった脚の筋肉の代わりに、着圧ソックスが身体の機能を補うことで、血行を促進し冷え性を改善してくれるのです。
着圧ソックスには、色々な種類があり、近年では遠赤外線素材を使った製品も販売されています。
冷え性を改善する目的ならば、温かい素材を選択したいですね。
また、着圧ソックスには「昼用」と「夜用」があります。
昼用のソックスは、足元の血液を心臓に送ることをメインに設計されているので圧力が高くなっています。
夜用のソックスは、脚と心臓の高さが同じなので弱い圧力になるように設計されています。
ご自分の生活パターンに合わせて選んで下さいね。
着圧ソックスは、24時間履きっぱなしにするよりも、履く時間、履かない時間を分けてメリハリをつけた方が効果は高まると言われています。
着圧ソックスで冷え性が改善し体温が上昇すれば、基礎代謝もアップするので健康面にもダイエット面にも有効です。
一緒に脚のむくみやダルさも解消してくれるのですから、せひ利用したいですよね。
着圧ソックスで冷え性になった?そんな口コミは本当?
着圧ソックスは冷え性を改善してくれると説明してきました。
でも「着圧ソックスを履いていると足が冷え性になった!」という口コミもあるんです。
本来であれば、冷え性を改善してくれるはずの「着圧ソックス」で、どうして冷え性になるのでしょうか。
着圧ソックスを履いて足の冷えを感じている人は「寝るときにも着圧ソックスを履いていた。」という人がいます。
寝るときに、着圧ソックスを履くことで、足の血管も圧迫されます。
血管を圧迫することで、血流の妨げになることがあります。
血流が悪くなることで、足の冷えに繋がります。
着圧ソックスは、基本昼用として作られています。
夜寝るときに履くと、加圧力が強すぎる場合があります。
また、着圧ソックスは部位ごとに加圧力を変えています。
寝ているときに、加圧ポイントがずれてしまうこともあります。
正しい足の位置に加圧されなければ、足への負担につながります。
どうしても、寝るときに加圧ソックスを履きたいのなら「夜用」とされているものを選ぶようにしてください。
本来であれば、血流を改善して冷え性対策ができる着圧ソックスですが、使い方を間違えると「冷え性」の原因ともなります。
ですが、使い方を間違えなければ「冷え性」対策にもなります。
履き方などを間違えずに、着圧ソックスをうまく活用していってくださいね。