足が太い場合、太っているだけが原因ではなく病気の可能性もあります。
確かに「病的に足が太い」と思っていても、ただ足が太いだけの場合もあります。
病気の可能性があるとしたら、下肢静脈瘤があります。ふくらはぎの辺りが、ボコボコと太くなっている場合は、下肢静脈瘤を疑ってみてください。
その他にも、むくみが原因の場合もあります。足が太いことで、病気のサインがでている場合もありますので見過ごさないようにしましょう。
足が太くなる病気の可能性について
足が太いことに関して、問題があることの1つに、病気が関係している場合もあります。
外傷によるものやウイルスによるもの、そして病気によるものがあります。
足の変形、むくみは多くの不調を招きますから、痛みがなくても改善する必要があります。
足太い場合の感染や病気、不調に関しては、炎症を起こしていることや、変形性関節炎、関節リウマチや痛風があります。
また、むくみにより足が太くなる状態もあります。塩分や水分の摂りすぎや、筋力の低下、リンパのめぐりの悪さや疲労やストレスなどが原因でむくみが発生します。
むくみや足がだるいという症状が出ている場合、下肢静脈瘤という病気の可能性もあります。
下肢静脈瘤の場合が病院へ受診しよう
下肢静脈瘤の特徴は、ふくらはぎがボコボコと太くなっています。下肢静脈瘤という名前ですが「瘤」が破裂しても命に関わることはありません。
症状は、足のだるさや、見た目のボコボコ、皮膚が黒く変色などがあります。女性にとっては、見た目がわるくなるのは耐え難いことです。
症状は、妊娠がきっかけとなったり、立ち仕事、遺伝などが原因で起こります。治療には、医療用のストッキングを着用や、症状の改善がない場合は手術などがあります。
放置していても問題ないとはいえ、下肢静脈瘤が疑われるのなら症状が悪化する前に早めに病院へ受診しましょう。
国立研究開発法人国立循環器病研究センター【循環器病情報サービス】
病的に足が太い!と悩んだら生活習慣の見直しも
「私の足は病的に足が太い」と悩む人も多いです。多くの場合は、病気ではなくただ単に足が太いだけの人もいます。
足に何らかの違和感や痛みなどの症状があれば、病院へ受診してください。
そうでなく、ただ単に足が太い場合は、まずは、ご自身の生活習慣を見直してみてください。
足を太くしないためにも予防が大事!
足を太くしないためには、運動を取り入れるのが効果的です。
食事から1時間から2時間後に15分から30分間、少しの運動をすることにより、血管の健康を保ち、病気を予防することができると言われています。
1週間に3回程度、30分の運動をすること。正しい姿勢や歩き方や座り方を続けること。
バランスの良い規則正しい食事をすることやストレスの原因を取り除き、ストレス解消を行うことも必要です。
当然ですが、摂取カロリーが多いと足も太くなります。むくみを引き起こす食生活をしていてもいけません。
大根足だと足も太りやすい?
足太いという問題で、病気の可能性が秘められている場合、外反母趾や浮指、偏平足にあります。
特に浮指は、ふくらはぎを発達させてしまいます。足痩せより程遠くなってしまいますね。
余分な筋肉や脂肪がついた「大根足」と呼ばれるものは、すねやふくらはぎが太い特徴があります。
筋肉が硬くなっているケースが多く、少し歩いただけでも疲れやすくなります。うっ血状態になり、血流も悪くなり、むくみも冷え性も起こしやすいのです。
むくみや冷え性が起こると、より一層むくみやすくなり、下半身に水分や老廃物が溜まってしまうので、早めのケアが必要になります。
さらに、リンパ浮腫というリンパ管の圧迫、狭窄などが原因で起こります。浮腫が見られたら、すぐに病院へかかったほうが良いでしょう。
リンパ管に老廃物がたまらないようケアを続けることは、足痩せに大きく影響します。
詰まりがあるとさらにむくみやすくなるので、毎日のケア、定期的なマッサージが必要です。
足太くなると簡単に言いますが、むくみがほとんど原因のことが多いんですよ。