着圧ソックスについて

着圧ソックスは履きっぱなしだと危険?着用時間は?寝るときは?疑問を解消!

着圧ソックスを履く時間

着圧ソックスは「むくみが改善される」「疲れがとれる」「脚痩せ効果がある」といった理由で、今や女子にはなくてはならないアイテムとなっています。

ですが、着圧ソックス。

ずーっと履きっぱなしでないと「効果が薄れる」と思っていませんか?
すーっと履きっぱなしの方が「効果がでる」と思っていませんか?

着圧ソックスは、24時間履きっぱなしは危険です。長時間履くことで、逆に足に悪い影響を与えてしまうこともあるんです。

着圧ソックスを履きっぱなしだと、足にどんな影響があるのかを紹介します。着圧ソックスの着用時間や、寝るときに履いてもいいのかなど履き方も知っておきましょう。

着圧ソックスを履きっぱなしにすることで起こる足のトラブル!

着圧ソックスは、24時間履きっぱなしにするのはおすすめできません。

ですが、着圧ソックスの商品によっては「1日中着用してもOK」というものもあります。
「昼用」「夜用」と指定されているものもありますよね。

各着圧ソックスのルールに沿って、履くことが一番いい方法です。

しかし「24時間履きっぱなしでもOK」としている着圧ソックスですが、本当に24時間履くこと避けた方がいいでしょう。

24時間履いていても大丈夫だとしても、1週間、1か月と24時間履きっぱなしでも大丈夫なのでしょうか。

着圧ソックスを、24時間ずっと履きっぱなしでいると、足が必要以上に締め付けられてしまいます。
ずっと履きっぱなしを長期間続けることで、足本来の機能が衰えてしまう恐れがあります。

すると逆に、足がもっとむくみやすくなってしまうのです。

足の機能が衰えるだけでなく、かぶれなどの肌トラブルが起きやすいことも報告されています。

足のかぶれやかゆみは、着圧ソックスを履きっぱなしにしていると起こりやすいトラブルの一つです。

着圧ソックスは、足の血行をよくしてくれます。
血行が良くなると、足がポカポカしてくることを感じます。

すると、普段よりも足に汗をかきやすくなっています。
汗をかいたままの着圧ソックスを履きっぱなしにすることで、足がかぶれ、かゆみがでてくることがあります。

医療用の着圧ソックスを履いている場合は、医師の支持通りに履いてくださいね。
医師から「24時間履いてください。」と支持があれば、その通りに履くようにしてください。

着圧ソックスの履きっぱしがダメなら、着用時間はどのくらい?

もし、着圧ソックスに履く時間の指定がない場合は、

・生理前のむくみやすいとき
・たくさん歩いた日
・デスクワークで座りっぱなし
・立ち仕事が多い
・夜のうちに足のむくみを取りたいとき

などのタイミング、足がむくみやすい日など、目的別に決めて使うようにしましょう。

また、汗をかいたりした場合は着圧ソックスを履きかえるようにしましょう。

洗濯も忘れずに行うようにし、常に清潔な状態の着圧ソックスを履くようにします。

着圧ソックスの洗濯方法は、気を使わないといけません。

他にも気をつけない点があります。

着圧レベルが高い着圧ソックスにも注意しなければなりません。

着圧ソックスには、加圧力の強さを表す「mmHg」「hPa」といった単位が表示されています。

いずれも数値が大きいほど、加圧力が強くなります。

着圧ソックスを選ぶときは、まず加圧力の数値に注目しましょう。

「加圧レベルが高いほどむくみがスッキリする。」
というのは、間違った認識です。

むやみやたらに、数値の高いものを選ぶことは避けましょう。

圧力の強い着圧ソックスを履きっぱなしにしていると、血行不良などのトラブルの原因になります。

特に数値が「30mmHg」と高いものは履きっぱなしでいると、動脈閉塞を引き起こすリスクがあります。

高い加圧力のある着圧ソックスは、夜寝るときに履くことは控えてください。

夜寝るときに着圧ソックスを履く場合は「夜用」とされているものを選んで履くようにしましょう。

夜寝るときに履くのなら必ず夜用を着用すべし!

就寝中に着圧ソックスを履くことも、足のむくみ対策になります。

バスタイムで身体が温かいうちに、脚をマッサージしてから、着圧ソックスを履いてみてください。

とは言え、就寝前の着圧ソックスには気を付けるべき点があります。

睡眠時に着用ソックスを履く場合は、必ず夜用タイプを使ってください。

着圧ソックスで指定がない場合は、20mmHg以下の圧力の弱いタイプを夜用にしてくださいね。

夜用として売られている着圧ソックスは、日中用よりも加圧が弱くなっています。

着圧ソックスにも、いろんなタイプがあります。

ウエスト部分までカバーしてくれているタイプ、ふくらはぎだけのタイプ、太ももまでのタイプなど、さまざまあります。

苦しいと感じるのなら、まずはふくらはぎまでのタイプを選ぶのがいいでしょう。

慣れてきたら、ウエストまでカバーしてくれるものを履いていきましょう。

朝起きたら、必ず着圧ソックスを脱ぐようにして下さいね。

脚がむくむと、下半身デブに見えてしまうので、女性はむくみが悩みの種です。
デスクワークや、立ちっぱなしの仕事の方は、切実に脚のむくみに悩まされています。

そんな時の救世主となった着圧ソックスですから「もう手放せない」という声も多く聞きます。

だからこそ、余計に着圧ソックスは正しい選び方をして、正しい使い方をしてください。

24時間履きっぱなしにするのではなく、メリハリを持った履き方をしていってくださいね。