デスクワークは実に身体に不調をきたす仕事であります。
その中でも、女性が一番困っているのは、足のむくみではないでしょうか?
一日中座ったままたのデスクワークで、退社する頃は、足が重くなり、ふくだはぎがパンパンになって、靴もキツクなり、これから家までの道のりを帰るのが、憂鬱にさえ思えてきます。
パンプスで出勤している女性は、デスクワーク中、むくみが気になり、靴を脱ぐ人も多いと聞きます。
また、夏場には、蒸れもプラスされて、益々、靴を履いていることがイヤになり、靴を脱ぐ人が増えるようです。
長時間ヒールの高いパンプスを履いていると、デスクワーク中でも、足が疲れてしまいます。
疲れる前に脱いでしまおうと思うわけですね。
そもそも、夕方になると、何故、足はむくんでしまうのでしょうか?
朝には感じられなかった、血流の滞りが原因となり、一日を通して、足に大変な負担がかってしまうからです。
筋肉が疲労して固まってしまうので、ふくらはぎのポンプが正常に動いていない状態になり、代謝が上手くいかず、水分が正常に排出出来ていないことで足がむくんでしまいます。
デスクワークで動かしていなかった足を、退社時間になって久しぶりに動かすことになるので、水分が溜まった状態の足をあげるのがしんどく思ってしまうのです。
むくみも問題ですが、夏場の靴の蒸れや、パンプスを履いていることでも足の疲れが原因で、靴を脱ぐ女性が増えている「フットレス」は、頷ける部分があります。
でも、立ち仕事をしている人の方が、足のむくみや蒸れ、疲れ度合いは大きいと思いますよね?
実は、立ち仕事の方が、身体への悪影響が少ないと言われています。
それだけ、ずっと座っているデスクワークの方が、身体への負担は大きいという訳です。
フットレスの女性は、靴を脱ぐことで、少しでも足の負担を軽減させたいと思っていますが、会社によっては、仕事中に靴を脱ぐのは、みっともない、
マナー違反だというところもあるかと思います。
実際、海外では、通勤はスニーカーで、オフィスに入ったらパンプスに履き替える人が多いそうです。
そういう観点から見ると、日本でも靴を脱ぐのはマナーに反するという会社もあるかと思います。
そういう場合は、楽な靴を置き靴しておいて、デスクワークに就く時に履き替えるといいかと思います。
靴を脱ぐのはOKという会社でしたら、今、デスクワーク用の踏み台なるものも、発売されるようになりました。
角度が変えられて、とっても楽ちんだと聞きます。
ただ、女性が靴を脱ぐことで問題になるのは、ズバリ!臭いではないですか?
ビジネススーツで決めているのに、靴を脱いだらクサッ!なんて、女性としてはあってはならないことです。
靴は汗で蒸れても、汗は無臭だということをご存知ですか?
じゃあ、臭いの正体は一体なに?
それは、目に見えない細菌なんです。
靴の中の温度や湿度が、菌にとって居心地のいい環境になってしまうと、もちろん、菌は大増殖してしまいます。
菌が増える時に分泌物を発生して、その成分が臭いの原因となっているんです。
臭い対策としては、必ず靴専用の消臭スプレーを使います。
デスクワークをなるべく快適に過ごすために、靴を脱いでもいい環境ならば、臭い対策もしっかり行って、ストレスフリーな足元にしましょう。